1971年に当倶楽部に入会。カメラを買って友に見せびらかすと、そのカメラで何をするのかと問われた。メカが好きなだけだった私は返答に窮した。カメラとは写真を撮るものだと初めて眼を開かされ、写真の面白さを紹介されると同時に、浪華写真倶楽部に入会さされた。それからが地獄であった。例会の度に出品するのだが、批評してもらえなかった。1979年にやっと年度最高作品賞を獲得した。これが写真への毒となり、今まで撮り続けている。
下の三葉の作品は2005年の浪展(創立100周年)の浪華賞受賞作品「卍と酉居と十字架と」の一部である。